企業法務
債権放棄が税務上認められる場合とは(最判H16.12.24)
2022年2月9日
私的整理、法的整理を問わず、債権者側の債権放棄が税務上の損金に算入できるかは、大変重要な論点です。できない場合は、できるスキームを債権者側から要求されることもありますし、債務者側としては、当然、そのようや要求が出ることを […]
せっかく担保を設定したのに、倒産時に主張できない③!?
2022年2月9日
自動車に対する担保権に関連して、もう一つよく問題になるのが、前々回で申し上げた対抗要件です。 前々回では「登記」を例に出しましたが、「登記」は登記簿謄本を見れば第三者対抗要件を備えているかいないかわかります。このように、 […]
せっかく担保を設定したのに、倒産時に主張できない②!?
2022年2月9日
前回の続きです。 では、どうしたらいいのか。 端的には、信販会社が弁済をした際に、登録名義を信販会社にするということが考えられます。しかし、登録免許税がかかりますし、手間もかかります。 そこで、前回ご紹介した判例が出た後 […]
せっかく担保を設定したのに、倒産時に主張できない①!?
2022年2月9日
せっかく担保を設定したのに、取引先が倒産した際に担保権を主張できないということがあります。倒産した時こそ、担保権の効力が認められるべきであるのですが、何故このようなことが起きてしまうのでしょうか。 それは、対抗要件を備え […]
会社分割と雇用契約(最判H22.7.12、神戸地尼崎支H26.4.22)
2022年2月9日
M&Aの方法の一つに会社分割があります。会社の事業の一部を切り出して子会社化したり、会社の事業の一部を他者に譲渡する際に使われます。 事業の一部の切り出しになるので、当然従業員もその承継の対象になります。しかし従業員から […]
会社の業況が悪い状況で取引を継続することと、取締役の第三者責任について(高知地裁H26.9.10)
2022年2月9日
会社の業況が悪化していてたとしても、なんとか事業を継続しようとしてやや無理をして取引を継続することは、一般的にみられるところです。 一方で、取締役は、その職務により第三者に損害を与えた場合。悪意・重過失がある場合、損害賠 […]